MotoGP21年はザルコに期待

ラマックレーシングの体制発表がありました。

今年はエンジンの改良は無し、その他のエアロダイナミックスや吸気排気等で熟成的なマシン、そこに安定したマシンエンジリニアリングやチーム運営、昨年後半のライダー一体のスピード発揮から、今までない充実、強力な体制が準備できたと思いました。そこに、2名のライダー、合わせて3回の年間タイトルホルダー・・・期待してしまいます。

思えば、チームダンティーンとして、ノリックを器用し優勝、プラマックとして、原田、玉田選手を器用し、ダウンロップを長く使い、ホンダからDucatiにスイッチして、合体した長い歴史があるチームだと思います。バロス、ギュントーリ、カピロッシ、、、500CCから4ストの様々な排気量に対応して、今やDucatiのワークスライダー養成所、今季ジャック・ミラーとペッコがワークス昇格です。

ここに同じ様に変化してここまで来たのがザルコだと思います。彼はいきなりレッドブルルーキーカップでメインライダー以上の活躍が魅力でした。しかしチーム体制的に上手く行かない、移籍も多く、トップライダーとの衝突も多く、写真判定や、肘で押し出してペナルティを受けていました。

しかしその後、Moto2で躍進し、ポール、優勝を繰り返し、唯一の2年連続チャンピョンになりました。その後ついにMotoGPに昇格、型落ちヤマハでポール、2位、ルーキーオブザイヤーでした。この頃から、ロッシとの接触や、型落ちマシンについて、そちらの方が良い悪いとか、エクイップメントがくるこないとか、水面下の話も聞こえてきて、ザルコは、ロッシがいるヤマハでは、うまく行かないと判断して出て行ったのではないでしょうか。そして記憶に新しいKTM移籍、早期離脱、ホンダ電撃代役、そこから掴んだ20年Avanti Ducati入りでした。そこでまたMoto3,2の様に、物議を起こしながらも、ポールポジション、表彰台を獲得しました。

長くなりましたが、今年のザルコは一番期待できると思いました。Moto3でのトラブルメイカー、Moto2でのスピード発揮から、接戦を何度も制しての2回の王者獲得、常に移籍して環境を作ってきたタフさ、これらにプラマックと本家Ducatiのワークスマシン、レベルの投入、揃った形で初戦から期待してしまいます。

今回のカラーリング、昔のホンダトリコロールみたいで、ヘルメットも一新、まるでワークスチーム、Moto2のタイトルチームに見えました。マルティンが速くなる前に、まずは初優勝して、バク転を見せて欲しいです。マルケスがまだ戻ってこれない分、激しいMoto2の様な面白いレースを展開しれくれるのではないでしょうか。(どうか他にぶつからないで欲しい😅)

ポールが取れて、ギリギリの走りに魅せられます。何をやるかわからない、ピアノ演奏したり、型にはまらない所も魅力ですね✨

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